つれづれ雑記
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脱毛サロン大手「ミュゼプラチナム」から考える「無形商品」のリスクと「規模の罠」
2025年8月18日、東京地方裁判所は、脱毛サロン業界の大手「ミュゼプラチナム」を運営していた会社に対し、破産手続きを開始する決定を出しました。全国に約170店舗を展開していた業界大手の倒産劇。負債総額は260億円、債権者は顧客や従業員を含めて約123... -
【来訪者編】第一印象をつくる言葉の力
会社にとって「最初に対応する人」の印象が、組織全体の評価を大きく左右する――これはビジネスの現場で誰もが耳にしたことがあるはずです。実際にニュース記事やビジネスマナー本でも繰り返し強調されています。しかし、言葉遣いや対応の基本を学ぶ中で、... -
【敬語】印象を大きく変える「了解しました」と「かしこまりました」
社会人としての第一歩は、専門的な知識やスキルよりも「言葉遣い」から始まると言っても過言ではありません。どれほど優秀な成果を出していても、敬語が乱れていると「雑な人」という印象を持たれてしまいます。一方で、正しい敬語を自然に使える人は、そ... -
福山雅治さんの「深く反省」から考える、言葉と社会の関係性
俳優で歌手の福山雅治さんが、フジテレビをめぐる「不適切な会合」に参加していたこと、そしてそこで自身も性的な発言をしたと認め「深く反省しております」とコメントを出したというニュースが報じられました。 福山さんといえば、長きにわたって音楽活動... -
住宅ローン新規貸出額、3年ぶりに21兆円台
―「未来の自分」との対話としての住宅購入― 独立行政法人・住宅金融支援機構が発表したデータによると、2024年度の住宅ローン新規貸出額は 21兆9,436億円(前年度比5.1%増) と、3年ぶりに21兆円台に回復しました。 数字を見ただけでは「景気が良いのかな... -
不動産を高く売る方法とは?不動産会社に◯◯媒介で依頼するのがおすすめな理由
マイホームや投資用に購入したマンション。長く住んで愛着のあるご自宅や、手間をかけて運用してきた投資物件も、ライフステージの変化や資産の組み替えで「売却」を検討する日が訪れるかもしれません。 不動産売却は人生の大きなイベントのひとつ。数千万... -
円相場の値下がりと米国インフレ ― 投資家とハワイ不動産への影響
2025年8月15日、東京外国為替市場で円相場が値下がりし、1ドル=147円ちょうど前後で推移しました。その背景には、アメリカの「生産者物価指数(PPI)」が予想以上の伸びを示し、FRB=連邦準備制度理事会による利下げ観測が一時的に後退したことがあります... -
粘り腰のGDP成長、その裏にある“静かな揺らぎ”
8月15日に発表された4〜6月期の国内総生産(GDP)は、年率換算で実質1.0%増。これで5四半期連続のプラス成長です。日本の潜在成長率(ゼロ%台半ば)を上回る数字であり、名目では過去最高を更新。経済ニュースとしては一見、明るいトーンで報じられていま... -
【経理総務の基礎】保険料・税金の納付スケジュール完全ガイド
会社を経営していると、売上や利益の管理と同じくらい重要なのが「保険料・税金の納付」です。これは従業員を雇った瞬間から発生する義務であり、期日を守らなければ延滞税や加算金といった“罰金”が発生します。 経理や総務の担当者にとっても、この納付ス... -
住民税の特別徴収とは?経理・総務が知っておくべき仕組みと実務ポイント
経理・総務を担当していると、毎年5月末ごろに「特別徴収税額の決定通知書」が届き、6月から翌年5月までの住民税を給与から天引きする作業が始まります。しかし、この「住民税の特別徴収」、制度の仕組みや所得税との違いを正確に理解していないと、退職者...