本日ご紹介するのは、「どちらにいたしますか」です。
飲み物を尋ねる時、 物件を案内して、物件が2つに絞れた時、 『どちらにいたしますか?』はNG
正しくは、
『どちらになさいますか?』です。
尊敬語と謙譲語の見極めは、主語が誰なのかを考えると分かりやすいです。
尊敬語は主語が「相手」、謙譲語では「自分」と考える。
どちらにするかを決めるのは、「お客様」つまり「相手」ですので尊敬語。
「する」の尊敬語は「なさる」、謙譲語は「致す」です。
「どちらになさいますか」が正しく、美しい言葉です。
では、また次回!「間違いやすい言葉を正しい言葉に」