現地案内時の注意点と売主との連携

現地案内時の注意点と売主との連携
目次

目的

本マニュアルは、不動産売却案件における現地案内時のトラブル防止、成約率の向上、売主との信頼関係構築を目的とし、案内前後に必要な注意点と売主との連携方法を定めたものです。


1. 現地案内前の準備

(1)売主への事前連絡・確認事項

  • 売主さんが居住中の物件の場合、案内予定日の少なくとも2日前までに売主さんへ連絡。

生活している中でのご案内の場合、突然ご案内が入ってもお部屋の中をご案内できる状態にないため、少なくとも2日前までに売主さんに連絡をするというルールを一緒に決めておきましょう。理由としては、買主さんにどこを見られても良い状態にお部屋を綺麗に整えておかなければ、物件の魅力を引き出せず買主さんに選んでいただけない可能性が高いからです。競合する物件が空室の場合であれば広く感じれたり、新築物件であればどこをとっても綺麗に見えるため、居住中でお部屋の中にお客様をお迎えできる状態になければ、選ばれる確率が減ってしまいます。

  • 以下を確認:
    • 日時と所要時間(例:8/10(土)11:00〜11:45)
    • 鍵の受け渡し方法(同席or事前預かり)
    • 水回り・照明等の通電状況
    • 室内の清掃・換気状況
    • 近隣工事や騒音などの懸念事項

(2)買主側への準備

  • 対象物件の販売図面と登記簿謄本など基本資料を再確認。
  • 周辺相場・ハザードマップ・建築制限などを事前に整理。
  • 見せたいポイントと懸念されそうな点を想定し、想定問答を準備。

2. 現地案内当日の対応

(1)当日の所作・基本姿勢

  • 5分前到着、現地の状況確認・換気・カーテン開閉など整える。また、すべての電気を付けておく。
  • 挨拶・名刺交換後は、先導役として買主をリードする。
  • 第一印象は外観→玄関→リビングの順に構成し、売りポイントを明確に。

(2)買主が気にするポイントの対応

質問カテゴリ想定される質問回答準備
建物状態雨漏り、シロアリ、リフォーム履歴など事前ヒアリングで確認済み情報を明示
周辺環境騒音、通学路、ゴミ出しルールなど売主や市役所HPの情報を確認
ランニングコスト固定資産税、都市ガスorプロパン等直近の請求書などを提示可

3. 売主との連携ポイント

(1)売主同席時の配慮

  • 案内は原則、エージェントが主導
  • 売主には「質問されたら簡潔にお答えいただく」よう事前説明。
  • 私語や価格交渉の話がその場で起きないよう注意。

(2)売主非同席時

  • 室内写真や前回ヒアリング内容に齟齬がないよう丁寧に案内。
  • 終了後は以下の内容を即日報告
    • 来場者の第一印象や反応
    • 懸念された点・検討事項
    • 次回アクション(再案内・他物件比較等)

4. 現地案内後の対応

(1)社内での共有

  • 顧客情報をCRM等社内のシステムに記録。
  • 社内チャットや営業会議での共有事項:
    • フィードバック
    • 案内時の工夫点や改善点
    • 想定外の質問やクレーム

(2)買主へのフォローアップ※直接お客様からのお問い合わせの場合

  • 24時間以内にお礼メール・LINE送付。
  • 検討状況をヒアリングし、資料追加送付など能動的に提案。

(3)買主側仲介会社へのフォローアップ※共同仲介の場合

  • 24時間以内にご案内いただいた仲介担当者へお礼メール送付。
  • 検討状況をヒアリングし、資料追加送付など能動的に提案。


5. トラブル予防のためのチェックリスト

✔ 案内前に売主と連絡済みか
✔ 水回り・通電・空気の入れ替え確認済みか
✔ 靴下・玄関マット・芳香剤など印象ケア用品持参済みか
✔ 同席者(親・住宅会社など)がいるか事前確認済みか
✔ 売主報告を即日行ったか


備考

  • 写真・動画撮影は原則許可を得た上で行う。
  • 事故物件、心理的瑕疵、雨漏り履歴などは隠さず説明義務あり。
  • 案内後1週間以内に買主の意思確認フォローを徹底。

その他、LiF社内マニュアルは以下のボタンよりご確認ください。

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