おそらくみなさんのメールアドレスにもご案内が入ったのではないかと思いますが、2025年8月27日、Appleが9月9日(日本時間10日午前2時)に開催するオンラインイベント「言葉にできない。(Awe dropping.)」を発表しました。例年このタイミングで新型iPhoneが発表されることを考えると、今回の目玉は間違いなく「iPhone 17シリーズ」でしょう。
さらに注目は、これまでの「標準モデル」と「Proモデル」に加えて、「薄型モデル」が新たにラインアップされるといううわさです。ガジェット好きやAppleファンだけでなく、スマートフォンの未来を考えるうえで非常に興味深いニュースといえます。
■ Appleが提示する「進化の本質」とは?
Appleの発表イベントには毎回テーマがあります。今回のテーマは「言葉にできない。」(原文は“Awe dropping.”)。これは単なるキャッチコピーではありません。Appleがこれまで一貫してきた価値観――「テクノロジーを人間に寄り添わせる」――をさらに強調するものだと私は考えます。
スマートフォン市場はすでに成熟期を迎えており、単なるスペック競争ではユーザーを驚かせることは難しい時代になりました。その中でAppleが打ち出すのは、「体験の質」や「感性に訴えるデザイン」です。つまり、技術革新そのものよりも、どれだけ人の心を動かすかが重要になっているのです。
「言葉にできない体験」を届ける――これは、カメラ性能やAI機能の進化だけでは実現できません。Appleが狙うのは、「デバイスと人との境界線をさらに薄くすること」なのではないでしょうか。
■ 薄型モデルの意味――「軽やかさ」への回帰?
今回の目玉の一つといわれる「薄型モデル」。これは単なるデザインの変更にとどまらない、大きな意味を持っています。
私たちの生活は、ここ十数年でスマホに依存する時間が劇的に増えました。その一方で、スマホの大型化や重量増加による“ストレス”も無視できません。手に持ったときの疲労感、ポケットに収まらない煩わしさ。これらの課題はユーザー体験に直結する問題です。
「薄型モデル」という発想は、単に“軽い”という物理的なメリット以上に、「スマホに支配されない自由さ」「持つことの軽やかさ」という心理的価値を提示しているように感じます。
Appleは過去にも「Air(空気のように軽い)」というコンセプトをMacBookで打ち出し、ノートPC市場に革命を起こしました。同じように、スマホでも「薄さ」という美学を再び強調することで、ユーザーの“心地よさ”にフォーカスする狙いがあるのでしょう。
■ 技術革新より「感性革命」の時代へ
ここで一つの視点を提示したいと思います。それは、スマートフォン市場における競争軸の変化です。
2010年代は「性能競争」の時代でした。処理速度、カメラの画素数、ストレージ容量――これらが新機種を選ぶ基準になっていました。しかし、2020年代半ばの今、その差は一般ユーザーにとってほとんど体感できないレベルに縮まっています。
では次に来るのは何か? それは「感性の時代」です。
どれだけ直感的に操作できるか。
どれだけ自分のライフスタイルに自然に溶け込むか。
そして、どれだけ“愛着”を持てるデザインなのか。
Appleは、iPhoneを単なる道具ではなく、日常を豊かにする“パートナー”として位置づけてきました。「Awe dropping.(言葉にできないほどの驚き)」というテーマは、まさにこの感性の領域に踏み込む宣言のように思えます。
■ 私たちはどこまでテクノロジーを求めるのか?
哲学を学んだ者として、私はこういうニュースを目にするたびに考えます。「人間はどこまでテクノロジーを求めるのか?」
iPhoneは登場からわずか17年で、私たちの生活様式を根本から変えました。コミュニケーションのあり方、仕事の仕方、情報の流通スピード。すべてが“ポケットの中の小さなデバイス”によって変革されたのです。
しかし、便利さを追求する一方で、「デジタル疲れ」や「つながりすぎるストレス」も生まれています。もしAppleが本当に「言葉にできない」体験を提示するなら、それは単なる機能追加ではなく、人間の本質に寄り添った体験でなければならないでしょう。
私は今回のiPhone 17シリーズに、こうした“人間中心の進化”を期待しています。AIが生活のあらゆる場面に溶け込みつつある今こそ、テクノロジーとの距離感をどう再定義するかが問われていると感じてます。そして、私も今回は購入をしようと思っているので、このニュースを密かに待っていました。
■ まとめ――Appleの挑戦と私たちの選択
今回のイベントは、単なる新機種発表ではなく、「スマートフォンの未来像」を示す舞台になるはずです。
・「薄型モデル」という選択は、物理的軽さと心理的自由を象徴する。
・「言葉にできない」体験は、スペックではなく感性に訴える。
・Appleは、テクノロジーと人間の関係性を再構築しようとしている。
9月10日の発表を、私は単なる製品紹介ではなく、「ライフスタイルの提案」として楽しみにしています。
最後に、あなたはどう思いますか?
スマホに求めるのは、さらなる便利さでしょうか? それとも、心の豊かさでしょうか?
出店:ITmedia NEWS https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2508/27/news058.html